所沢軽合金株式会社 Tokorozawa Alloy Foundry

所沢軽合金株式会社 Tokorozawa Alloy Foundry

グラビティ鋳造について

1.砂型鋳造との比較

寸法精度が良好で鋳肌も滑らかです。生産性も砂型と比べ優れており、月産50台~7000台の実績があります。また当社の特徴として砂型試作→金型量産化→製品納入まで一貫受注での対応が可能になっており、お客様の多様なニーズにお応えできます。

2.ダイカストとの比較

金型費用が安価で済むこと。ダイカストでは対応が難しい硬度の確保は、熱処理工程を経由する事で硬度を保証する事が出来ます。またグラビティ鋳造の最大の特徴として、シェル中子が使用可能なため複雑な内部形状の成型を可能にします。

3.対応実績

鋳肌付近から中心部に至るまでの、均一な素性品質を実現。 厚肉部分では中心部に向かうにつれて素性密度が粗になる、というこれまでの常識を覆す厚肉対応性は、製品設計の自由度を増し、部位による強度差の極めて少ない製品を手にすることが可能になります。

鋳造機仕様

  • 1号機(可傾式)内寸 L700×W400×H900

    ・シリンダー径 : 上押出しφ60、下押出し100
    ・製品重量2.5㎏以下の製品を主に鋳造溶湯は連続溶解炉を使用。
    ・自動空冷装置付

  • 2号機(可傾式)内寸 L700×W800×H800

    ・シリンダー径 : 上押出しφ80
    ・製品重量4㎏以下の製品を主に鋳造。5面割、溶湯は連続溶解炉を使用。
    ・自動空冷装置付

  • 3号機(可傾式)内寸 L770×W680×H1,140

    ・シリンダー径 : 上押出しφ100、下押出しφ140
    ・製品重量4.0㎏~の製品を主に鋳造、溶湯は250㎏炉。
    ・自動水冷装置付

  • 4号機(可傾式)内寸 L900×W430×H880

    ・シリンダー径 : 上押出しφ90、下押出しφ60
    ・製品重量1.0~4.0㎏の製品を主に鋳造、溶湯は250㎏炉。
    ・自動水冷装置付

  • 5号機(可傾式)内寸 L780×W500×H1,130

    ・シリンダー径 : 上押出しφ100、下押出しφ100
    ・FRAME 専用機
    ・自動水冷装置付

  • 6号機(可傾式)内寸 L950×W680×H1,250

    ・シリンダー径 : 上押出しφ140、下押出しφ140
    ・3.0㎏~製品を鋳造。
    ・自動水冷装置、温度制御空冷付